高菜
からし菜の一種とされています。ツケナとして主に漬け物に使われてきました。「高菜漬け」は「野沢菜漬け」、「広島菜付け」と共に日本三大漬け物として有名です。
外側の大きな葉はやや固めですが、内側の葉は柔らかく、生のまま食べることが出来ます。葉は少しピリッとした辛みがあり、これはマスタードなどと同じ成分によるものです。
出荷時期
11~4月
食べ方
若い葉はレタスのようにサラダに使うことが出来ます。
●炒める…炒め物と言えば、高菜漬けを使ったものが有名ですが、生の高菜でも炒めて食べると美味しいです。
●煮物…関西ではお馴染みの「おあげの炊いたん」や豚肉と煮て。
●漬物…塩漬けをはじめ、醤油漬け、味噌漬けなど。
保存方法
【冷蔵保存】
湿らせた新聞紙にくるみ、ビニール袋かラップで包み野菜室へ。
【塩漬け】
長期間保存する場合は塩漬けに。1週間以上漬け込み、密封容器に入れ、冷蔵庫で保存するか、小分けして冷凍保存します。
炒め物に使う場合は固めに下茹でしたものを冷凍しても良いですが、この方法では漬物には向いていませんが、塩漬けにしたものは解凍後漬物にも使え、塩抜きすれば煮物や炒め物にも使えて便利です。
美味しい見分け方
葉がやわらかく、活き活きとしているもの。漬物に使う場合は、株が十分に成長し、葉に厚みがあり、艶のあるものを選びます。
こぶ高菜
茎から突き出た親指大のこぶが特徴の高菜。戦後、中国から種を持ち帰って栽培を始めました。葉にはからし菜の辛味があり、葉柄とこぶはシャキシャキと甘味があります。
食べ方
雲仙こぶ高菜
葉がやわらかいため、生で食べられます。
油との相性が良いので油炒めは絶品。
味・食感は、チンゲンサイに似ています。
「雲仙こぶ高菜漬け」は、浅漬けなら天ぷらに、本漬けなら細かく刻んでパスタと和えて。