青ねぎ・白ねぎ・下仁田ねぎ・あさつき
ねぎは大きく分けて「白ねぎ(根深ねぎ・長ねぎ)」と「青ねぎ(葉ねぎ)」があります。どちらも食べる部分は「葉」ですが、白ねぎは深いところまで土寄せをして日に当たらないようにすることで白い部分を多くしています。白ねぎは甘味があって煮込み料理や焼き鳥などに最適。青ねぎは香りがよく、炒め物や薬味に活躍します。
食べ方
細かく刻み、15分ほどおいてから食べる。(※1時間を目安に食べきる)水にさらすと成分が流失してしまうので、辛味をとりたい場合は短時間で済ませてください。
保存方法
新聞紙に包んで冷暗所で保存するか、使いやすい長さにカットし、ラップまたはポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で立てて保存。青ねぎ(葉ねぎ)は水でしめらせた新聞紙に包んで冷蔵すると日持ちがよくなります。刻みねぎの場合は冷凍で1か月程保存がききます。
美味しい見分け方
全体に張りがあり、葉の緑色がきれいでみずみずしいもの
白ねぎ
太くて白い部分が多いのが特徴です。加熱するとやわらかくなって甘味が出ます。
出荷時期:11月下~2月
かんたんレシピ【白ねぎ】
青ねぎ
「葉ねぎ」とも呼ばれています。
炒め物や丼、麺類、お好み焼きなどさまざまな料理に活用できます。「万能ねぎ」も青ねぎですが、これは登録商標で、福岡県のJA筑前あさくらで生産された青ねぎ(博多万能ねぎ)のことを指します。
出荷時期:10~6月
かんたんレシピ【青ねぎ】
下仁田ねぎ
群馬県の特産の白ねぎ。「上州ねぎ」や「殿様ねぎ」ともいわれています。白い部分の直径が5cm前後と太く、肉質がやわらかいのが特徴。生だと少し辛味がありますが、加熱すると甘味が出てくるので鍋物やすき焼き、炒め物などに向いています。旬は11月〜1月頃。
九条ねぎ
葉は厚みがありながらもやわらかく、甘みの強い「葉ねぎ(青ねぎ)の王様」。葉の内部にぬめりが多く、甘みが凝縮されています。
冷奴、鰹のたたき、焼き肉のたれに混ぜる、麺類の薬味として。
ほか、葱焼き、ぬたあえ、焼き鳥、鍋物にも利用できます。
あさつき
ねぎの仲間ですが、「青ねぎ」とは別の種類です。細くて緑色の部分が多く、別名「糸ねぎ」ともいわれます。見た目が万能ねぎやわけぎと似ていて間違えやすいです。やや辛味があり薬味や麺類に最適です。
出荷時期:4月ごろ