カリフラワー
ホワイトカリフラワー
一般的なカリフラワーは白色ですが、じつはカリフラワーは日光を浴びると黄色っぽくなります。お店に並んでいるものは、外葉を内側に折り込んで白い部分(頂花蕾)を覆い、日に当たらないよう栽培されているので変色しないのです。
出荷時期
12~5月
食べ方
【茹で方】沸騰した湯で1~2分茹でる。(目安は1分、柔らかい食感がお好みの場合は2分)ざるにあげて冷まし、余熱で火を通す。水にさらすと水っぽくなります。
●電子レンジで・・・水洗いし水気を切ったカリフラワーをふんわりとラップをし、カットしたものは2分、丸ごとの場合は4分、500wで加熱する。
保存方法
ラップで包むかポリ袋に入れて冷蔵庫の野菜室で保存します。乾燥を防ぐため軽く湿らせたキッチンペーパーを茎にまいてからポリ袋に入れてもよいでしょう。ただし日持ちはしないので2~3日中に使い切ってください。
数週間ほど保存したければゆでてから冷凍も可能です。ただし、かためにゆでて、水分をしっかり切らないと、解凍したときにふにゃふにゃになり食感が悪くなります
美味しい見分け方
つぼみがかたくしまってこんもりとしているもの。持ったときに重みがあり、葉の緑色が鮮やかで切り口がみずみずしいものを選びましょう。
白い品種では純白のものが良品とされます。茶色や黒いシミのあるものや、つぼみが開きかけているものは鮮度が落ちています。
紫カリフラワー

蕾が紫色のカリフラワー。紫色はアントシアニンによるものです。品種としては「バイオレットクイン」や「パープルムーン」「パープルフラワー」などがあります。バイオレットクインは加熱すると緑色になってしまいますが、パープルフラワーは紫色が残ります。またバイオレットクインは食感がブロッコリーに似ています。
オレンジカリフラワー
花蕾が濃い黄色〜オレンジ色の品種。ほんのり甘味があり、加熱すると色がより濃くなるので、サラダなどにすると食卓に彩りを添えてくれます。食感は普通の白いカリフラワーとほとんど変わりません。
ロマネスコ
カリフラワーとブロッコリーを掛け合わせて作られたと言われたりもしていますが、ロマネスコの方が古くからある植物だそうです。日本では「サンゴ礁」とも呼ばれています。
フラクタルの構造をもち、先が尖った螺旋状の模様を描いています。あまり知られてはいませんが、このフラクタルな螺旋構造はよく見ると一般的なカリフラワーにも。
味は固くしまったブロッコリー、コリコリした食感はカリフラワーに近いです。茹で突起があり口の中で少しごつごつとしているので、茹ですぎないように注意して茹でてください。
サラダ、天ぷら、シチューに。
カリフローレ(スティックカリフラワー)

茎まで丸ごと生食できます。
歯触りを生かすため、加熱する場合は短時間で。