ビーツ

ビーツ

砂糖の原料に使われる甜菜(テンサイ)と同じ仲間にあたり、ショ糖を多く含んでいるので甘いです。ロシアの赤いシチュー・ボルシチには欠かせない食材。

 

食べ方

薄くスライスして綺麗な縞模様を活かし、サラダなどに散らして生のまま食べることが出来ますが、一般的には茹でてから調理します。

 

茹でる ・・・ビーツは固く、皮を剥くと栄養が流出してしまうので、皮ごと丸のまま茹でてから切ります。茹で時間は20~40分、竹串を刺してみてスッと刺さるか刺さりにくいか、くらいまで茹でます。茹でる際に少量の酢を加えると綺麗な赤色に仕上がります。冷めてから皮を剥きます。皮は手でもするっと剥けますが、キッチンペーパーなどを使うと早いです。

 

葉柄・・・若い葉はベビーリーフとして用いられますが、大きく育った葉柄は食べられないわけではありませんが、クセが出てくるので一般的には食べません。 

 

調理・・・とても濃い赤い色が出てくるので、スープにするととても綺麗です。

葉の部分を刻んだり、根の部分を小さくサイコロに切ってスープの具にするだけで赤いスープになり、ポタージュにするととても濃い色のスープになります。牛乳や生クリームを多めに加えるとピンク色のポタージュに仕上がります。炒めものにもできますが、根の部分は他の素材に赤い色が付くので合わせる際に注意が必要です。

保存方法

葉付きのものは葉の付け根の部分から切り落とし、根の部分と分けてポリ袋などに入れて冷蔵庫へ。根の部分は1週間を目安に食べきってください。

冷凍保存・・・丸のまま水から茹でて冷ました後、皮を剥き、調理する大きさに切ってから冷凍保存します。

 

美味しい見分け方

葉付きの場合は葉がみずみずしく元気なもの

かんたんレシピ【ビーツ】