たけのこ

春の味覚を代表する食材。 鮮度が命。

掘った直後はそのまま食べられるほどやわらかいです。時間がたつにつれ硬く、アクが強くなります。

一旬(10日間ほど)で竹に生長してしまうため、「筍」と書きます。

収穫後、時間とともにえぐみが増すので、購入後はできるだけ早めに下ゆでをしてください。

孟宗竹(モウソウチク)

たけのこ

孟宗竹

大型で厚みがあります。 一般的なタケノコ。

真竹(マダケ)

真竹

皮は孟宗竹のたけのこに似た茶褐色で、皮に斑点があります。

形は細長く、産毛がありません。

孟宗竹と異なり、深く掘らなくても採取できるたけのこです。地表近くのたけのこの茎を引っ張ると簡単に抜けます。

出荷量は少ないです。

淡竹(ハチク)

淡竹

孟宗竹より細身で、皮は淡い赤色で、産毛がありません。

孟宗竹のたけのこと異なり、地面を掘る必要がありません。アスパラガスのように地表に出たたけのこをポキンと折って収穫します。

あく抜きは不要です。堀たては生のまま食べられ、さっとゆでてサラダに使ったりと、アスパラガスやヤングコーンのような使い方ができます。

当直売所では、ほとんど出回りません。

出荷時期

孟宗竹:3月中旬~5月中旬

真竹:孟宗竹より遅く、5月下旬頃~6月頃

食べ方

【茹で方】

孟宗竹:下記「たけのこの下ごしらえ」参照

真竹:皮を剥き、鍋に入る大きさに切り、水から茹でます。沸騰後、20分を目安に茹でてください。

保存方法

できるだけ早く下ゆでし、茹でたあとは皮を剥き、水に浸した状態で蓋をし、冷蔵保存。水を変えながら1週間程で食べきってください。

美味しい見分け方

 

①穂先が黄色に近いもの

②切り口が純白のもの

③皮は薄茶色(全体的に白っぽいもの)

大きさは味を左右しません。

かんたんレシピ【たけのこ】