しょうが

根しょうが

香りと辛味が強く、おもに香辛料として利用されます。肉や魚の消臭効果をはじめ、殺菌作用や解毒作用、消化液の分泌を助け食欲を増進させる働き、からだの冷えを緩和させる働きもあります。

8月中旬～11月

すりおろし・薄切りにして薬味や香辛料として使用します。香り成分は皮の近くにあるので、肉や魚の消臭に使うときは皮ごと使うとよいです。砂糖で煮て、しょうがシロップに。

乾燥を防ぐため、湿らせたキッチンペーパーで包んでポリ袋に入れ、涼しい冷暗所または冷蔵庫の野菜室で保存します。冷暗所の場合、15度くらいが長持ちします。長期保存の場合は、すり下ろしてラップの上に薄く延ばして冷凍するとよいです。

皮に傷がなく、全体がふっくらとしていてかたくしまったもの。切り口がしなびていたり、変色しているものは避けてください。

貯蔵せず、やわらかくみずみずしい状態で利用します。すじが少なく、さわやかな辛味が特徴です。

9月頃

甘酢漬け（お寿司のガリ）が一般的です。しょうゆ漬け・味噌漬けなど。

キッチンペーパーに包んでから袋に入れ、冷暗所または冷蔵庫で保存します。（冷暗所の場合は15度くらい）あまり日持ちしない為、早めに使い切ってください。

茎の付け根がきれいな赤色で、全体的にみずみずしいもの。白い部分は多い方がよいです。

一般的なしょうがより、辛みと香りが格段に強いです。辛み成分の「ジンゲロール」と「ショウガオール」、香り成分の「ガラクトン」を豊富に含み、体を温める効果がより大きいです。