きゅうり
パリッとした歯ごたえが魅力。未熟な緑色のうちに収穫して食べます。完熟すると30センチほどの大きさになり、皮が黄色くなって味が落ちてしまいます。
ギネスブックに「最も栄養価が低い野菜」として紹介されたことがありますが、その理由は、きゅうりの95%以上が水分で、ビタミンなど目立って多く含まれる栄養素が無いため。
ですが、全く栄養素がないわけではありません。きゅうりには、カリウムが多く含まれているので、ナトリウム(塩分)を排泄する役割があり、高血圧に効果があります。また、利尿作用もあるので、体内の水分量を調節し、むくみの解消にも効果的です。
また、きゅうりには身体を冷やす働きがあると言われ、薬膳料理でも用いられます。暑い夏にはもってこいの野菜です。
出荷時期
4~9月
食べ方
サラダ、酢の物、きゅうちゃん漬けなど
保存方法
密封はせず、ビニールに入れて立てかけて冷蔵保存します。3日目以降は生食ではなく漬物でどうぞ。
美味しい見分け方
太さが均一で、緑色が濃いもの
かんたんレシピ【きゅうり】
きゅうりと青しその簡単浅漬け (JPEG: 125.6KB)
きゅうりとみょうがの冷みそ汁 (JPEG: 136.4KB)
ミニきゅうり
左:ミニきゅうり 右:一般的なきゅうり
長さが8~12cmの小さなきゅうり。
苦みや青臭さはほとんどなく、サラダや漬物向き。
一本づけがおすすめです。
いぼなし白ミニきゅうり
表面にいぼ(トゲ)がない、いぼなしのミニきゅうりです。一般的なきゅうりは表面がトゲトゲとしていますが、いぼなしはなめらかでつるっとしています。
香りがマイルドで、いぼなしなので水洗いしやすいです。