大阪しろな

大阪しろな

特徴

山東菜と体菜、または白菜と体菜の交雑によって出来た品種ではないかといわれています。栽培は徳川時代に遡るといわれるが、明治初年頃すでに、天神橋や天満橋付近で盛んに栽培されていたといわれ、明治の終わり頃から東淀川、城東、住吉の各方面に栽培が広がっていきました。大正から昭和の初めにかけ、河内には「大阪しろなとさつまいものおつけ」があり、冬の寒い夜に食べると体が暖まったといわれています。

出荷時期

10月~5月

食べ方

クセがなく、火を通すとしんなりと柔らかくなり、おひたしや煮浸し向きです。色々な料理に使いやすい野菜ですが、一般的には生では食べません。ハクサイや小松菜と同じ料理に使えます。おひたしや和え物の場合は下茹でします。(湯に塩は加えなくても大丈夫です)

保存方法

しろ菜はむきだしで置いておくとすぐにしなびてしまうので、乾燥しないように濡らした新聞紙などでくるみ、袋に入れて野菜庫に入れます。

美味しい見分け方

軸の色が白く張りがあり、艶があるもの。葉の色もみずみずしい薄い緑色のもので、根元を持って立てても葉先までシャキッとしているもの。