ダイダイ/葉付きみかん

ダイダイ

香酸柑橘で、「ビターオレンジ」と呼ばれています。食用よりも、縁起物としてお正月の飾りに使われています。実が何年も木に付いたまま落ちず、ひとつの木に何代もの実が一緒になっている事が多く、これを長寿の家族に見立てて縁起物とされるようになり、お正月の飾りなどに使われるようになったようです。

出荷時期

12月(果汁が甘くなるのは1月~2月)

食べ方

表皮は厚く、手でむくのは困難で、種も多いです。

果肉及び果汁はほんのり甘味があるものの、酸味が強く、苦みも含んでいるので、そのまま生で食べるのには適していません。

果汁に醤油とかつお節や昆布を加えて自家製ポン酢に、お酒にぎゅっと絞ってマーマレード(果肉と皮を一緒に煮てしまうと苦みが強くなってしまうので、皮をむいて、皮はゆでこぼしして苦みを抜いてから果肉とともに砂糖を加えて煮ます)

皮を何度かゆでこぼしし、一晩水にさらして苦みを抜いてからシロップで炊き上げ、砂糖をまぶして砂糖漬け、表面を乾かしてからチョコをコーティングしてピールチョコに。

保存方法

冷暗所で保存。

日持ちしますが、時間が経つほど水分が抜けていくので、なるべく早めに使ってください。

美味しい見分け方

表皮の色が濃い橙色のもの。艶があり、傷などがないもの

葉付きみかん

葉付きみかん

正月のお供え用の餅に飾られる葉の付いたみかん。

葉っぱが多くつくことから、子孫繁栄を願ったり、青々として活気を感じさせるために飾られます。